入門 ターミナル
ターミナル まずはここから
AI コーディングツールを使うために最低限知っておきたいターミナル操作をやさしく解説
ターミナルって何?
ターミナルは、パソコンに「文字で指示を出す」ための画面です。
普段はフォルダをダブルクリックして開いたり、アプリのボタンを押して操作しますよね。ターミナルでは、同じことを文字(コマンド)で行います。
AI コーディングツール(Claude Code など)はターミナル上で動くので、最低限の操作を覚えておくと安心です。
覚えるコマンドは5つだけ
1. pwd — 今どこにいる?
「Print Working Directory」の略。今自分がいるフォルダの場所を表示します。
pwd
# /Users/yourname/Documents
迷子になったら、まずこれ。
2. ls — 何がある?
今いるフォルダの中身を一覧表示します。
ls
# Desktop Documents Downloads my-project
3. cd — 移動する
「Change Directory」の略。フォルダを移動します。
# my-project フォルダに入る
cd my-project
# 一つ上のフォルダに戻る
cd ..
# ホーム(最初の場所)に戻る
cd ~
一番大事なコマンド。AI ツールを使う前に、プロジェクトのフォルダに cd で移動する必要があります。
4. mkdir — フォルダを作る
# 新しいフォルダを作る
mkdir my-new-project
5. clear — 画面をきれいにする
画面が文字でいっぱいになったら、clear でスッキリ。中身は消えません。見た目がリセットされるだけです。
よくある「怖い」瞬間と対処法
「何か変なの出た、壊れた?」
たいてい壊れていません。エラーメッセージが出ただけです。
cd nonexistent-folder
# bash: cd: nonexistent-folder: No such file or directory
これは「そんなフォルダないよ」と言われただけ。ls で中身を確認して、正しい名前で打ち直せば OK。
「コマンドが止まらない」
Ctrl + C を押せば、ほぼ何でも止まります。覚えておくべき最重要ショートカットです。
「何を打てばいいかわからない」
それこそ AI の出番です。Claude Code や ChatGPT に「このフォルダにある画像ファイルを一覧表示したい」と聞けば、コマンドを教えてくれます。
AI 開発での実際の使い方
実際の流れはこれだけ:
# 1. プロジェクトフォルダに移動
cd ~/Documents/my-project
# 2. AI ツールを起動
claude
# 3. あとは AI に日本語で指示を出す
ステップ 1 と 2 ができれば、あとは AI が案内してくれます。
ターミナルを開く方法
| OS | 方法 |
|---|---|
| Mac | Spotlight で「ターミナル」と検索 / アプリケーション > ユーティリティ > ターミナル |
| Windows | スタートメニューで「PowerShell」と検索 |
| VS Code | メニュー > ターミナル > 新しいターミナル(または Ctrl + `` “) |
VS Code を使っているなら、エディタ内のターミナルが便利です。ファイルを見ながらコマンドを打てます。
次のステップ
ターミナルの基本がわかったら:
- AI コーディングツールを始めよう — 実際にツールをインストールして使ってみる
- AI ツールの許可ダイアログの読み方 — AI がファイルを操作するときの確認画面を理解する